水戸黄門

こんにちは。

職業柄、『戸籍』を目にする機会が多く、戸籍の身分関係を解読し「相続関係説明図」なる書類を作成することがあります。

戸籍制度は他の制度同様、戦後新しい憲法の価値観の下に廃止されたり改変されたりして来ました。

戸籍においては、戦前の旧民法や戸籍法の記載を現在でも見ることが出来ます。

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今の戸籍にはなく、戦前の戸籍に見られるものとして『隠居』という制度があります。

家の家長だった人が、家長の座から離れて「相続」という現象が起き戸籍が変更されるのです。

昔は、隠居という制度を使って自ら社会の外へ出るということが出来ました。

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最近はあまり見る機会が少ない民法の大河ドラマ。。。

『水戸黄門』では、助さん格さんが『ご隠居!』と叫ぶシーンはドラマの中で大きく記憶に残るものです。

これまで拘束されていた「家」から離れ、気の向くままに旅をする「ご隠居」。

世間から離れた存在になったからこそ見えるものがあるのかもしれません。

浮世離れの感性を簡単に許す社会ではない、現代の日本。

どんなに高齢になっても「まだまだ現役!」と言われ、社会が手放してくれません。。。

資格があれば一生現役でいいですね!とよく言われます。

なかなか負担の大きなメッセージです。。。

私が今後もっと年齢を重ねていくと、どんな価値観に拘束されてしまうのか。。。

『隠居』制度を上手に活用できるような方策を検討しなければいけませんね。


司法書士・K

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